インフルエンザ予防接種(インフルエンザワクチン予約)(2024/2025年)

令和6年度(2024年~2025年)のインフルエンザワクチン予防接種受付を開始しました。
(*接種開始は2024年10月1日からです。)

昨年は、9月中にインフルエンザの流行がみられはじめ、感染者数も非常に多くなりました。
今年も、早期からインフルエンザの流行がはじまり、感染者もより多くなると予測されます。

手洗いやうがいなどの基本的な感染対策に加えて、ワクチンの接種が推奨されています。


~ インフルエンザ予防接種「注意事項」「予診票」 ~

  • 予防接種の際は、「注意事項」をお読みになり、以下をお持ちください。
  • 「注意事項」「予診票」をダウンロードできない方は、医院受付でお渡しいたします。
  • お子様は、「母子手帳」をお持ち下さい。(未成年の方は、保護者の同意が必要です。)
  • さいたま市にお住いの65歳以上の方は、市指定の予診票をご持参、または受付にお尋ね下さい。
  • 東振協など保険組合の補助券・利用券を利用する方はご持参下さい。
  • ご不明な点や心配なことなどございましたら遠慮なくご相談下さい。

インフルエンザにより毎年亡くなられる方が発生しており、感染拡大・重症化防止の点からインフルエンザの予防接種がすすめられています。

むらのひがしクリニックでも、令和6年度(2024年~2025年)のインフルエンザの予防接種の受付を開始いたしました。

当院は、さいたま市内のインフルエンザ定期予防接種実施医療機関であり、埼玉県住所地外相互乗り入れ協力医療機関としても登録されており、さいたま市内だけでなく、さいたま市外の方でも予防接種を受け付けております。

昨年度も、さいたま市北区大宮区だけでなく、上尾市などをはじめとして多くの方が、当院でインフルエンザワクチンの予防接種をされました。

インフルエンザの流行状況

NIID国立感染症研究所により公開されている

「インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数):厚生労働省健康局結核感染症課」

「IDWR速報データ:NIID国立感染症研究所」
によると、昨シーズンは、9月時点で学級閉鎖が発生しており、全国的にインフルエンザの流行が早期に確認され、前シーズンの約4.2倍となる260万件の報告がありました。

また、さいたま市でのインフルエンザの発生も昨年は早期に確認され増加しており、今年もインフルエンザの流行には注意する必要があります。

「インフルエンザ週報:埼玉県さいたま市」

インフルエンザワクチンの有効性

日本における研究では、65歳以上の健常な高齢者については、約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったという報告があります。

また、0~15歳では1回接種で68%、2回接種で85%、16~64歳では1回接種で55%、2回接種で82%の発症予防効果があったとする報告がございます。

米国疾病対策センター(CDC)における調査によると、2022-2023シーズンにおいて、インフルエンザワクチンの有効性は全年齢で46%(生後6か月~4歳の小児では54%であり、600万人のインフルエンザ関連の病気、290万人のインフルエンザ関連の医療機関受診、6万5,000人のインフルエンザ関連の入院、そして3,700人のインフルエンザ関連の死亡を防ぐことができたと報告されています。

インフルエンザワクチンの株

インフルエンザワクチンは、毎年その年の流行を予測して製造されます
そのため、昨年にインフルエンザワクチンを接種した人も、接種が推奨されます。

ワクチンの株選定にあたっては、世界で分離されたウイルス株とワクチン候補株の
反応性や、ワクチン製造所における製造効率などを踏まえた総合的な見地から評価・選
定されています。
日本で同じ年に製造されたワクチンは製造会社に関わらず中身は同じものになります。
どのメーカーでも配合ワクチン株の種類や含有量は同じです。

インフルエンザワクチンには、4種類の(季節型)インフルエンザウイルス(A新型=H1N1pdm、A香港型=H3N2、B型山形系、B型ビクトリア系)のとげ(H鎖)の部分が含まれています。
2024~2025年シーズンのインフルエンザワクチンとして、国立感染症研究所からは以下の4株がワクチン製造株として選定され、今期のインフルエンザワクチンに使用されます。

A型株

  • A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238)(H1N1)
  • A/カリフォルニア/122/2022(SAN-022)(H3N2)

B型株

  • B/プーケット/3073/2013(山形系統)
  • B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)

インフルエンザワクチンの接種回数

  • 13歳未満(生後6か月以上~12歳)の方
    1回接種後よりも2回接種後の方がより高い抗体価の上昇が得られることから、日本では2回接種が推奨されています。
    • 6カ月以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種
    • 3歳以上13歳未満の方 1回0.5mL 2回接種
    • 1回目から2回目の接種間隔は2~4週間です。
    • 1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行います。
  • 13歳以上の方
    通常1回(0.5ml)接種ですが、基礎疾患(慢性疾患)のある方や免疫が抑制されている状態にあると考えられる方等は、2回接種(1~4週間隔)することもできます。
    • 13歳以上の方 1回0.5mL 1~2回接種
    • 13歳以上で2回接種する場合の接種間隔は、1~4週間です。

さいたま市のインフルエンザワクチン定期接種

さいたま市では、65歳以上の高齢者や、60歳以上で心臓、腎臓若しくは呼吸器等の機能に極度の障害(身体障害者1級相当)を有する方々は、インフルエンザワクチン定期予防接種が助成されます。「令和6年度 さいたま市高齢者定期予防接種料交付金交付のお知らせ」

手洗いやマスクの着用に加えて、インフルエンザの予防接種により、インフルエンザの予防・感染拡大・重症化の防止がすすめられます。

熱がでたり、体調の悪いときは早めに医療機関へ受診してください。

むらのひがしクリニックでは、インフルエンザの予防接種だけでなく、新型コロナウイルスワクチン肺炎球菌ワクチン帯状疱疹ワクチンの予防接種や小児予防接種など、各種予防接種を実施しています。

予防接種は予約制になっておりますので、お電話や受付にてお問い合わせ下さい。

また、ご不明なことなどございましたら、お気軽にご相談下さい。

むらのひがしクリニック ~ 笑顔をつくるクリニック ~

  • 住所:〒331-0815 埼玉県さいたま市北区 大成町4丁目318-3 2F
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  • FAX:048-788-1780
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